当店取り扱い日本製ブランド


日本製を贈るメリット

日本には北海道から九州まで、木のおもちゃ作家さんや製作工房さんメーカーさんが数多くいらっしゃいます。どれも魅力的な木のおもちゃばかりですが、その中でもおすすめしたいおもちゃだけを取り揃えました。

木のおもちゃといえば、カラフルな色合いで高価な外国製を思い浮かべられますが、日本にも歴史のあるブランドや海外からも評価の高い作家さん、デザインに定評があるブランドが多くあることは、あまり知られていません。地元木材や間伐材、リサイクル木材を使用した環境に優しく、日本人の職人さんならではの気配りで、とても優しい仕上りの木のおもちゃが数多くあるのです。

塗料やワックスなど安全性についての厳しい審査も経た日本製の木のおもちゃは、贈る方、贈られる方に安心を与えてくれます。



ブランドのご紹介

スタジオノート

■スタジオノート

北海道南富良野町 2007年個人工房として開設。「作り手から使い手へ、親から子へ」をコンセプトに長く愛されるよう丈夫な木製玩具を製作。木の温もりをいつまでも手に記憶してほしいという想いから、木の磨きにもっとも力を入れています。ビー玉を使って遊び心ある緻密にデザインされた木のおもちゃが特徴。


わかふじクラフト

■わかふじクラフト

北海道新得町 大雪 山ふもとに位置している道内でも有数な木 材の産地で作られた日本製木のおもちゃ。 耳のご不自由な職人さんたちによる作品は 木のおもちゃの他オーダー家具まで多彩で す。素材にはナラ・タモ・カバ・エゾマツ ・トドマツ等、新得生まれの木材を使用し ており安全・安心です。


マストロ・ジェッペット紹介

■マストロ・ジェッペット

福島県南会津町 国内外問わず、そのデザインは高く評価さ れ、世界9ヶ国で販売されています。それ ぞれの分野のプロが技術を結集し作られた 日本製おもちゃは、世界の子供たちの心を 育てます。【ファーヴァ】【クビコロ】は グッドデザイン賞を受賞。


おもちゃのこまーむ紹介

■こまむぐ(旧おもちゃのこまーむ)

埼玉県川口市 「~子どものよりよい遊びのために~日常的な遊びを木のおもちゃを通じて提供し子どもの遊びと暮らし環境の更なる向上を目指す」がこまーむの理念。色・形がシャープで可愛らしい。話かけてきそうなルックスが魅力的。


無垢工房

■MUKUstudio 無垢工房

埼玉県飯能市  長男の誕生をきっかけに「輝いているおやじの背中」を見せるために異業種から転身。 安全でシンプル、おもちゃに遊ばれないで、遊びを作り出せるシンプルで安全なおもちゃを手掛ける。忍者は子どもから99才まで楽しめます。


KOIDE

■KOIDE コイデ

東京都墨田区 純国産木のおもちゃメーカーのコイデ。木で出来た乗り物はお子さまが夢中になる楽しさ。繰り返し遊びが大好きな時期には、クルリンエレベーターやコロコロシロフォンがおすすすめ。積み木に珍しいコルク製の物も。 コルクだから軽くて安全。


レットウッドビー

■Let Wood Be レットウッドビー

京都市右京区 「自分で見つける自分の遊びが”面白い”と思えるようになってほしい」と願う代表。くるりんカーは、車が回転して坂から転がるおもちゃ。可愛らしくもあり、ダイナミックさもあり、泣いている赤ちゃんもその動きについ見とれてしまうのでは。くるりんカーは2004年にグッド・トイに選ばれています。


草の実工房もくZOO

■草の実工房もく

北海道札幌市 札幌市盤渓の自然豊かな環境で木工製品を製作。家具職人さんと技職人さんである障害者さんとで、ゆっくりと丁寧に”こころをこめて”作られています。「木のZOO」はものづくりの街札幌ブランド「札幌スタイル」に認証、円山動物園公式グッズに選ばれるなど高い評価を受けています。


各地の個性的な木のおもちゃたち

各ブランドには、優しい表情や個性的なデザイン、可愛い動きやがっしりとしたもの、表面がすべすべの仕上がりなど様々な特徴があります。普遍的な存在の木のおもちゃですが、それぞれの が大切にしている想いのもとに常に進化を続けています。是非、その特色をご覧いただき、楽しみながらお選びいただけたらと思います。

日本製ブランドMAP

ササキ工芸・北海道
三浦木地・北海道
わかふじクラフト・北海道
工房もく・北海道
スタジオノート・北海道
マストロジェッペット・福島県
こまむぐ・埼玉県
無垢工房・埼玉県
woodnote-kou・埼玉県
夢工房ももたろう・埼玉県
KOIDE・東京都
レットウッドビー・京都府
隈本コマ・福岡県

日本製の木のおもちゃカテゴリ


店長おすすめ

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日本製への想い

資源の循環図

日本は戦後の植林計画から、今や森林の割合が国土の67%で世界トップクラスの森林大国にまで成長しました。しかし、現在は木材の国内自給率は20%未満で、世界で1、2を争う木材輸入大国になっています。日本で唯一と言っていい自給可能な資源である森林には手を付けず、世界中の森林を伐採して使っていると言わざるを得ないのが現状です。

戦時中、軍の施設や汽車や造船、防空壕などの建設や、戦後も、焼けた家の再建、インフラ整備などで多くの木材を必要とし、次々と木が伐採、山々が枯渇していきました。国は環境改善の為に、早く成長する杉を植林し、さらに、昭和30年代からの住宅建設ブームで国有林を伐採、杉の植林を加速、民間にも杉の植林を優遇し、人工林がますます増えていったのです。

日本の森が抱える大きな問題は、森林資源の枯渇ではなく、不適切な利用と管理・保全です。林野庁によりますと、森林面積は30年ほど前とは変わっていないとしていますし、むしろ人が苗木をして育てる人工林の体積(育った量)は8000万m³ずつ毎年増えているそうです。しかしながら、外国からの安い木材の影響で価格の低迷、担い手の高齢化などで林業が衰退し、その人工林の4割が手つかずの状態で、森林の荒廃化が進んでいるのが現状です。間伐されず、大きく根を張れない不安定な木が増えているということです。昨今、2人に1人と言われる杉の花粉症や、頻発する土砂崩れも、このことが要因のひとつなのです。

森林は、二酸化炭素を吸収固定する、雨水を蓄え、河川の水量を安定させる、土砂流出を防ぐ、豊かな海を育む大事な役割があります。 植栽、保育し、間伐し、伐採し、また再植栽をする。 日本の木を使うことが、森林を活性化させ、私たちの暮らしを守ることに繋がります。森林を守る活動は多くの企業やNPO団体によって行なわれており、 日本製の木のおもちゃブランドもそのひとつで、その地域の木材や生産地を明確にしたリサイクル木材を使用しています。 おもちゃの森sapporoでは、そのような日本の木を大切に想うブランドを全国から取り揃えています。


木のおもちゃと木育

「木育」 木を子どもの頃から身近に使っていくことを通じて、人と、木や森との関わりを主体的に考えられる豊かな心を育てたいという想いから、北海道で生まれた言葉です。 「子どもをはじめとするすべての人びとが、木とふれあい、木に学び、木と生きる」 こういう日本であってほしいという願いが込められています。木育を通じて、木のぬくもりや扱いやすさを五感でふれあい感性を高め、自分自身を大切にすることや人への思いやり、優しさを育んでもらいたいということと、すべての人が優しい気持ちを持ち、自然と共存、元々あった木の文化を改めて見直し人間らしく生きる社会の 実現を目指というものです。おもちゃの森sapporoも木のおもちゃを通じて、このような活動を応援しています。