1歳のおもちゃ選び
1歳頃
1歳児は乳幼児から幼児期に入る頃、遊びも変わり目の時期
歩けるようになり赤ちゃんから幼児に変化する時期で、視野も広くなってきます。
小さなものがよく見え、遠くのものも見えるようになってきます。
いつも一緒なことに安心を覚えて、同じことを繰り返しながら楽しみ
学んでいく時期です。
音楽やリズムに乗せて体を動かしたり、踊ったりと体も徐々に自由に
動くようになってきます。
それぞれの個性が出てくる時期で、興味も次々と変わり集中して遊ぶ事はまだ先です。
見守りながらお子さまが好きな遊びを思いっきりさせてあげましょう。
注意すべきは、おもちゃの誤飲しそうなものは置かないこと。
良いおもちゃは音のなるおもちゃ・動きのあるおもちゃ・つみきなどのシンプルなものを基本に、
積んだり、崩したり、転がしたり、投げてみたり遊んでみましょう。
その時の音や物の重さ、質感などを覚えて学んでいきます。
1才後半になると、ものを探したり、見比べたりすることが出来るようになりなど、「触って確かめる」から「見て分かる」へ育っていきます。
また、歩行が安定してくると、動きはどんどん活発になり、
目の離せない状態になりますが、いっぽうでは、指先の動きは細かくなり、
親指とひとさし指で小さなものをつまんだり、積み木をいくつかつむことも
できるようになります。
手には約2万個の物を感じ取るセンサーがついており、そのすべては脳細胞と直結していることから、手は第2の脳といわれています。
乳幼児から幼児期に入る頃、遊びも変わり目の時期ですから、手を動かす運動は脳を活性化させることになります。
特に「親指、人差し指、中指」、この3本が普段生活していくうえでとても大切ですので、この3本がどう遊びにかかわれるかということも、おもちゃ選びのポイントにするのも良いです。
遊びながら、手の機能を育て、生活にも反映させていけると良いですね。