積み木の選び方
積み木を贈る前に知っておきたいこと

積み木は積むだけのおもちゃではなく、いろいろな遊びをもたらしてくれます。遊び方の変化、それぞれの月齢の遊び方によって、五感をより刺激させてくれるおもちゃです。
■赤ちゃんの頃 ”振る”
つかんだり、お口にいれたり、ポイっとしてみたりとまだ積むことが出来ません。木を叩いて音を鳴らしてあげたり、色のついたものを与えるなど、五感が刺激される遊びをしてあげると赤ちゃんも楽しめます。
■1歳頃 ”崩す”
崩して遊ぶのは積み木の第一歩です。積むようなしぐさをするようになりましたらお手伝いをしてあげましょう。
■2歳頃 ”積む”
はじめは2個積むのがやっとですが、なるべく積みやすい大きさの揃った積み木のパーツを用意してあげるのが良いです。高く積んだり並べたり上手にできたらたくさん褒めてあげましょう。
■3歳頃 ”応用”
積み木をいろんなものに見立てて遊ぶようになります。遊びの幅が広がるアドバイスや一緒に真剣に遊んであげてくださいね。
「積み木ってどんな種類のものがあるの?」というこれから積み木を探そうとお考えの方に、少しお役に立つ豆知識をご紹介させていただきます。

積み木の大きさの目安として「基尺」があります。「基尺」とは、その積み木の基本となる寸法で、セットの中にある一番小さい立方体パーツの1辺の長さのことです。
例えば、その立方体パーツの1辺の長さが30mmなら30mm基尺、40mmなら40mm基尺ということになります。
一般的に良い積み木というのは、この基尺を基本として、いろんな積み方をしても必ず高さがあうように各パーツが作られており、バランス良く積み重ねていくことが出来ます。もしサイズがバラバラですと、例えばお城を作っても左右いびつになり、崩れないよう上手に作ることが出来なくなってしまいます。

積み木にはカラータイプと無塗装タイプの大きく分けてこの2タイプがあります。
カラータイプは赤ちゃんが興味を示す可愛い色合いで着色され、当店で扱う中には、振ると音がなったり、鏡がついていたりと五感を刺激させてくれるものがあります。
無塗装タイプはそれら色や音などの仕掛けはありませんが、例えば、三角のパーツに色がついていると、それは屋根と決めてしまうことがありますが、無塗装ですと、しがらみもなく三角をいろんなところに自由に使って遊べたりと遊びの幅が広がるという利点があります。
比較的赤ちゃん用に多いカラータイプでも、お子さまの好きな色を認識出来たり、色彩感覚を養ってくれたり、他のおもちゃと組み合わせて見立て遊びも楽しめますので、基本的にどちらが長く遊べるか、良い積み木かということはないでしょう。

面取りとは、積み木パーツの角を削り取るということです。積み木には、その面取り加工しているものとそうでないものがあります。面取り加工していないと危ないと思われますが、一般的な面取り無しのタイプでも触って怪我をしないように角はきちんと加工されています。
面取り無しの方がきちんと積めて良いともいわれていますが、一般的な積み木の面取り加工しているものでもそれ程極端に角を削っていませんので、遊び勝手が悪いということはありません。それ程重要にお考えになる必要はないでしょう。
- 2022.03.16
- 17:05